エアコンの室外機が凍ってしまった時の対処法

2023年、1月
日本中を10年に一度の大寒波が襲いました。

各地で最低気温を更新し、
普段雪の降らない地域でも積雪を記録し
ニュースでは連日交通機関の遅れや渋滞の映像が流れておりました。

我が家は青森にあるのですが
普段はめっちゃ雪が降るので、
この程度で皆騒ぎおって…と傍観していたのですが

なんかエアコンがしょっちゅう止まるな…と思っていたら

エアコンの室外機がフローズン化しとるーーーー

今年は電気代が高すぎるので、オール電化の我が家は

蓄熱暖房機は使わずに、リビングのエアコン一台で頑張っていたんですよね。

しかし、今回の寒波にはさすがに耐えられなかったらしい…

という事で、エアコンの室外機が凍ってしまった時の対処法について調べてみました。

目次

エアコンの室外機が凍るとどうなる?

エアコンの室外機が凍結し、霜で覆われてしまうと

自動的に「霜取り運転」という機能が作動し、室内のエアコンの運転がストップします。

寒い冬にエアコンが止まってしまって故障かな?と思ってしまいそうですが

この場合は運転ランプが点滅するので、見ればすぐ分かります。

10分から15分くらい、室外機の霜を取り除く運転が始まるようです。

気温が日中マイナスにならなかった時期は少し我慢すればそれで解決したのですが

今回ばかりは自力で霜を取ることが出来なかったのか、かなり頻繁にストップするようになり、

たまに作動したかと思っても出てくるのは若干冷たいような空気で、室内は全然暖まりませんでした。

対処法

我が家の室外機はベランダに設置してあるのですが、

屋根のあるベランダなので、雪も付かないだろうということで特にカバー等も設置していませんでした。

今回の寒波では、かなり吹雪いたので、雪が付いてしまい、それが益々凍結の原因になってしまったようです。

雪が掛からないように、夏の日除けシェードと、すのこを立て掛けてみました。

新しく積もる雪は若干防げるのかな、、、と思いますが、

付いてしまった霜は全く取れる気配がありません。

このままエアコンを使い続けても全く暖まらなくて電気代の無駄ですし、

なんかエアコンに負担を掛けてしまいそうなので、最高気温がマイナスの時は

開き直って蓄熱暖房を使う事にしました。来月の電気代が怖い…

やってはいけないこと

室外機が凍結した時、ついついお湯で溶かそう!とか思ってしまいますが

熱湯をかけるのは絶対にNGだそうです。

多少雨が掛かっても大丈夫になっているので、ぬるま湯で中に入らない程度かけるならOK

というのを見たのでやってみたのですが、

最高気温がマイナスレベルの寒さですと、一時的に少し霜が減っても、その水分がまた凍結してしまうので

全く意味が無かったなと感じました。

また、霜取りスプレーも使ってみましたが、これもまた再び凍結して意味が無かったです。

霜取りスプレーはエアコンの室外機向けに作られてはいないので

使用する時は電源を必ず落としてから使用するのと、内部に入らないように気を付けることが重要だと思います。

あとは、自力でブラシなどを使って霜をこそげ落とす、というのもやってみましたが

室外機の表面の薄い金属の板の部分が非常に繊細で

ちょっとの刺激で変形してしまうので、これは絶対やらない方がいいなと思いました。

また、霜が付かないようにと室外機全体をカバーなどで覆うのは絶対にNGなのでご注意下さい

こういった商品もあるんですね!欲しいなぁ~。

まとめ

ということで、前代未聞な凍り方をした我が家の室外機。

もう10年以上経ちますし、寒冷地なのでもっと強力なのに買い替えようかなぁと思う今日この頃です。

とにもかくにも、蓄暖を安心して使えるくらい電気代が安ければこんなことにはならなかったので

早く色々と世の中が安定してほしいなぁと思うばかりです。

日中自分しか居ない時は古典的ですが、湯たんぽで暖を取ったりする方法が最強かなぁとも思います。

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