はじめに
こんにちは、節約主婦ぶひなです。
みなさんは、ソーバーキュリアスという言葉を知っていますか?
この記事は
お酒をやめたい、体に良くないのは分かっている、でもなかなかやめられない!
そのような方にお勧めしたいです。
お酒は飲めるが、あえて飲めないを選ぶ人のこと
ソーバーキュリアス(Sober Curious)とは、Sober【シラフの、普段酒を飲まない】Curious【好奇心の強い、~したがる】
といった意味で、日本語に訳すとシラフでいたがる人、あえて飲まない人
といったニュアンスの言葉で
アメリカの若者にもムーブメントになっているんだそうです。
日本の有名人や、海外セレブにもソーバーキュリアスな有名人はたくさん居るそうです。
筆者の飲酒歴
私の飲酒歴は大学生の頃からです。
当時は、新入生歓迎会、いわゆる新歓で、先輩たちにたくさん飲まされる洗礼を受けるのが
割と普通に行われていた時代でありました…
お酒が飲める、という事は先輩や上司にも歓迎され、人間関係をスムーズにするメリットでもありました。
私は両親ともに昔から酒飲みで、私自身もお酒に弱い要素は無いと思っていて
そこから20年間、普通に飲酒を続けて参りました。週2~4くらいですかね…
一番飲酒量が多かったのは、就職してからの4年間だったと思います。
仕事のストレスを酒にぶつけることを覚えてしまい
また、ワインの味にも目覚めて、夜ご飯を外食する時は必ず飲み放題のお店を選んだりしていました。
その後、結婚し、妊娠、出産、育児と続くのですが
女性は妊娠してから、子供が卒乳するまで、お酒の飲めない時期というのがあるんですよねー、
飲みたいのに飲めないのが辛くて、暑い夏に旦那が美味しそうにビールを飲んでいた姿が
今でも思い出す度に憎たらしい気持ちになります(笑)
その反動で、卒乳した!お酒飲めるわーい!って
当時大好きだった缶チューハイを箱買いしたり
美味しそうなワインを探してそれに合うおつまみを作ったり
我慢した分を取り返すかのように、お酒を楽しんでおりました。
飲まない選択、という言葉に心が動いた
子供たちも段々と大きくなり、手が掛からなくなってきた最近は、専業主婦とコロナ禍であまり他人と会うこともなく、ストレスも少ないので
「飲む理由」を探すようになり
とりあえず晩御飯の支度がめんどくさいからテンション上げるためにビール、そしておかずをつまみながらぐいぐい飲んじゃったり
子供達の長期休暇の後はやっと一人の時間が出来てそれを満喫しようと
ちょっと洒落たランチを自作して、ベランダで昼から飲酒…
なんてこともやってしまったりしていたんですが
それはそれでたまになら物凄く楽しいんですけど、段々と、あれ、私キッチンドリンカーになってない?いくら運転しないといっても昼酒が癖になるのはやばくない?と思うようになって来て
なんとかお酒を辞める方法はないかなぁ~
とスマホを眺めていたら、この「ソーバーキュリアス」という言葉に辿り着いた次第です。
人間、誰かに言われて辞めろと言われると逆に反発したくなりますが
飲めるけど、自分から飲まない人生を選ぶの?なんかカッコよくない?
心が動いた瞬間でした。
そこからネットでソバキュリアンの方のブログを検索したり、本を読んだり…
もしかして、本当に辞められるかもしれない…
そんな予感がしました。
お酒をやめた事による驚きの効果
- メンタルの変化
- 体調の変化
- 節約効果
メンタルの変化
その効果はなんと、お酒をやめた二日後くらいから現れました。
普段も二日間飲まない日はあったんですけど、なんか違う…
そう、メンタル面の変化でした!
何かと夫にイライラしたり、思考がぐるぐると頭の中を回り続けていたり、最近PMSが酷いな、というか、私これ更年期障害の始まりだなぁ…って思っていたんですが
ソバキュリを心の中で決めてからは、何だか心が軽くなったのです。えっ…最近の心の不調はお酒のせいだったの??
一日の中で、夜は何を飲もうかなぁ、何をつまみにしようかなぁ、と考える時間が無くなり、その時間を別の事に使おうと思うようになりました。
頭の中で吹き荒れていた嵐が、今は凪で
日々のちょっとしたことに喜べたり、新しいことを始めたくなったり(ブログで収益化を目指そう、と思ったのもこれがきっかけです)
自分でもびっくりするくらい、今は楽しいし、笑顔が増えた気がします。
また、パントリーにストックされているワインの瓶を見ても、飲みたい気持ちにならなくなり、
あれ、私すごくない?と自己肯定感がめちゃくちゃ上がりました。
体調の変化
毎年人間ドックを受診しているので、医者に酒を止められた、とかいう訳ではないのですが、
時々感じていた胃の痛みがなくなりました。ストロング系のチューハイをよく飲んでいた頃は
尿検査で初めて血尿が出たことがあり…精密検査では異常なし、お医者さんも飲酒とかは関係ない、と言っておりましたが
どう考えても良い訳ないですよね…
今やめられたことで、将来の健康も手に入れることが出来たのかもしれないな、と思っております。
その他のことでは、
体重が減ったり(特にお腹周りがとてもスッキリしました)
寝起きの口臭があまり気にならなくなったり(どんな洗口液を試してもダメだったのに…!)
肌の調子がよくなったり(気のせいかもしれませんが、ほっぺを触るとツルツルします)
控えめに言って良いことずくめです…どうしてもっと早くやめなかったんだろ!
節約効果
もちろんなのですが…お酒を飲むにはお金が掛かります。
ビールもどんどん値段が上がっているし、円安の影響で輸入ワインも
あまり安いものを見かけなくなりました。
また、お酒を飲むとなるとおつまみもついつい豪華なものを選びがちになり
それらもかなり家計を圧迫していたと思います。
節約しなきゃと思っているのに、お酒をやめないのは矛盾しているな…
ずっと思っていたので、スーパーの入り口のお酒コーナーをスルーする自分に、私えらい!といつも思っています。
後は、酔った勢いでネットでポチッて無駄遣いすることも無くなりました。
地味にこれが一番でかいような…
おすすめ著書
ソーバーキュリアスについて調べ始めたら
Amazonがこのような本を紹介してくれていて(笑)
レビューも良かったし、今の私に必要だなと思って購入しました。
読んでみてやっぱり、自分の決断は間違えていなかったんだなと後押しされる著書でした。
…というか、もしかして自分もアルコール依存症予備軍だったのかも…とちょっとゾッとしました…
医学的にもやはり飲まないことが一番なのだな、と確信が持てました。
ちょっと飲みたい時のお助けノンアル飲料
それでもやっぱりお風呂上りなんかは、スカッとしたい…!
とふと思ってしまうこともありますが
そんな時のために炭酸水だけは常備してあります。
国産レモンが安い時に買って、カットしてラップに包んで冷凍保存しておくと
氷がわりになりますし、レモンサワーのような風味になっておすすめです。
ノンアルコールビールは個人的に味が苦手なのと
酔わないならビールは飲まなくて良いかなぁと思う派なので…
というか、よく考えたらお酒自体の味が好きだった訳ではなくて、
シュワっとごくごく飲めて、気持ちよくなれるから飲んでたんだなぁ、と思います。
一番よく飲むのは
美酢(ミチョ)です。
特にざくろ味が甘すぎず酸っぱすぎず絶妙で…!
カシスソーダに近い味わいです。
コストコでお馴染みですが、コストコがない我が地域でも、スーパーで手に入ります。
成分も砂糖ではなくオリゴ糖なので、健康にも良さそうな感じなので、夕食の時によく飲みます。
様々なフレーバーを試しましたが、とにかくざくろがおすすめ!
最後に
少し前までの私は、お酒は人生の楽しみであると思っていました。
仕事や育児のストレスの中、日々を癒してくれて、お酒に救われたことも多々あります。
今、その渦中に居る人は無理にやめる必要もないと思います。
ただ、節約しよう、貯蓄しようと思い、一番下の子も小学生に上がって手が掛からなくなったこのタイミング
自分にとっては一番の好機だったのかなぁと思います。もう充分楽しんだし。
飲まない選択をして、気持ちが驚くほど軽くなって
もう飲む生活には戻りたくないなぁとすら思ってしまっています。
何かを始めるには、何かをやめないといけない
不要なものを捨てると、新しいものが入ってくる
もしかしたら、お酒をやめることで将来の自分が何かを得ることが、これから出来ていくのではないかなと思っています。
今はまだ断酒から二週間ほどなのですが
その後どうなったかも追記していきたいなと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
2/2 追記
お酒を断ってから20日が経過しました。
禁断症状とか出るかな~?と思ったのですが
驚くことに全く飲みたくありません!
夫がワインを飲みだした時も、どうぞどうぞ、と私は白湯を飲んでいました。
何というか、お酒を飲まない暮らしが快適すぎて、飲む生活に戻りたくないんです。
頭痛や腹痛などの体調不良があっても、お酒のせいに出来なくなったので原因を特定しやすいですし、
(そもそも体調不良が減った)
夜も熟睡出来るし、思考もクリアで至って快適です。
夏は暑くなったらビールとか飲みたくなるのでしょうか…
一度口にしたら終わりという訳ではないので、その辺はうまく付き合っていきたいですが
今は本当に辞めてよかったなと思うし、節約効果もかなりあるのではないかと思います。
先日受けた人間ドックの結果が楽しみです。