ミミズコンポストの越冬対策

今年も残すところあと二か月となりましたね。

今年新たに始めたことといえば

たなかやすこさんの本に感銘を受けて始めたベランダ菜園。

始めは順調だったのですが、庇の深い我が家のベランダではなかなか日が当たらず

結局鉢植え野菜達はほとんど玄関の脇に移動したのでした。。。

ミミズコンポストにとっては日陰が好条件なので、細々とLFCコンポストの横で育成を続けておりました。

パセリやルッコラを収穫したりして、現在は青じそを少々。

もう終わりかけです。

最近の悩みは、鉢底に木炭を敷いたはずなのに、底からミミズが出てきてしまうこと。

ここに留まってくれていたら良いのですが、そこからベランダの床に脱走して、力尽きてしまった子も結構出てきて。

朝晩冷えてきたし、越冬をどうするか考えていたところだったので、思い切って一度掘り起こしてみることにしました。

最初の購入は50匹だったんですが、一体今何匹いるのか正直良く分からないんですよね。

現在の中身はこんな感じ。

表面に出てくる子はほとんどいません。

生ごみは毎日ちょこっとずつ上に足していっています。

さて、オープン!

って、あら意外と綺麗。

ミミズちゃんも何匹か見えます。

土は真っ黒で異臭も全くありません。

ちゃんと分解してくれていたんだなぁ。

ミミズの餌場をいったんよけて、土をボウルに移していきます。

結構詰まってるなぁ

時々ミミズがこんにちはするので、餌場に移しながら慎重に作業していきます。

(スコップだと危ないので使い捨てのゴム手袋がおすすめです。)

↑こういうの

底が見えてきました。

…って、これ鉢底ネットがずれている訳でもなく、木炭に隙間がありすぎた訳でもなく、

鉢底ネットの網目が大きすぎてミミズが普通にすり抜けているだけでした…

そしてそんな狭い空間が好きなのか、ミミズたちがたくさん引っかかってました。

こりゃアカン。

という事で、もう絶対にすり抜けられないように、家にあったココヤシの鉢底マットを敷き、その上に木炭を再び置いていきます。

ミミズの数は数えられませんでしたが、最初に入れた数とそう大差ないような気がします。

脱走して干からびてしまった子も居ることを考えれば、増えすぎることもなく、ちょうどいい個体数でキープ出来ている印象。

なんとか元に戻したつもりですが、かなりの土が余ってしまいました。

ミミズによって分解された、かなり良い土なのでお庭の畑に撒くことに。

さて越冬に関してですが、雪国なので屋外はもちろん氷点下になるので、ミミズは多分全滅してしまうので、

色々考えた結果、玄関脇のシューズクロークに置いてみることにしました。

ここならマイナスになることはないだろうし、直射日光も当たらないので良さそうです。

皆が使うスペースなので、脱走したらかなり嫌がられそうなので、100均で購入した虫よけネットを被せてみました。

今のところ脱走は見られないし、寒暖差がなくなってミミズちゃん達には良い環境なのではないかなと思います。

心なしか生ごみの分解も進んでいる気がします。

日が当たらないので、植物の栽培は冬場は諦め、

あまり気温が下がるようだと生ごみの分解力も落ちるそうなので、コンポストとしての役割も諦め、

ただただ来年まで生き延びて欲しい思いで、日々霧吹きで水をかけるのだけは忘れないようにしたいと思います。

後気になるのが、小さなダニや黒い虫が鉢をウロチョロしているのですが、

これが室内に入ってきたりしないかなぁという心配。

このような益虫はミミズとの共存としては必須のようなので、居てくれる分には良いんですけど、

ダニの死骸がハウスダストとして家族に影響が出ないかな?とか若干心配ではありますが

生ごみとミミズと水分のあるこの鉢周りの環境が好きで生きているのだから、我々の生活空間にまでは来ないかな?という勝手な推測の元に

とりあえず様子を見てみたいと思います。

春にどうなったか、また追記したいと思います。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

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